今日は私が働くダンス&アート学校の事を少し紹介します。
最初にこの街に来た時には、こんな小さな町にまさかダンススクールがあるとも思っていなかったので、そもそもそういう施設がある事にも驚きましたが、さらにはその規模大きさにも驚きました。ユーコンはとても芸術に力を入れている地域で、芸術関係者への政府からのサポートが充実していることも理由の一つかと思います。
ここでは様々なスタイルのダンスクラスをはじめ、アートクラス、ミュージッククラス、シアタークラスなどがあります。ダンスコースに関しては、子供や大人を対象にしたレクリエーショナルクラスの他に、毎年オーディションで選ばれたダンサーが所属できる3つのセミプロフェッショナルグループがあります。年齢としてはグレード5~12(日本で言う、小学5年生から高校3年生まで)で、高校卒業時に卒業公演を行ってそれぞれの進路へ旅立っていく(この街では8割以上の子が高校卒業後、大学進学の為にトロントなど大きな都市に旅立っていきます)、といった感じです。
教育システムで日本と違うなーと思ったことは、ここは日本のバレエ教室と似たような位置づけに近い形態で運営しているにもかかわらず、セミプロフェッショナルのダンサー達は、ダンスクラスの受講を学校の単位として申請できるのです(グレード9以上)。午前中に学科の授業を学校で受けて、午後はこのスクールでダンスクラスをとる。といった感じです。
セミプロフェッショナルのコースでは、毎日(週5日)最低2時間のダンスレッスンがあります。そのほか、自分の興味あるダンスを選択で受講し、より深く学べる仕組みになっています。
さてさて、そんなダンス学校で私が何をしているかというと。。。。。?
簡単に言えば、クラシックバレエ部門を仕切ってます (笑)
日々のクラスから、カリキュラムの設定、舞台関係全般まで何でもこなします。また、2019年よりバレエの衣装作成と、すべてのダンスプログラムの衣装制作や管理を担った、コスチュームデパートメントのマネージャーに就任しました。
新しいことが多く、毎日ドタバタですが、仕事内容やクラスの様子などについてはまた後々詳しくお話しします♪