Written by
Sachi
Further Reading...
Previous Post
英会話出来ないのにバレエを英語で教える為にーまず初めに私がやった事
Next Post
前回の記事で、英語力が無い状態でどう教え始めるか。どんな言葉が必要か、ちょこっと書きました。(前回の記事はこちら)
前回は
「とりあえず何とかクラスをする!」
というのがフォーカスでした。所謂オープン、ワークショップスタイルのクラスです。でも、自分で生徒を持って教えるとなると、ただエクササイズを与えるだけでは上達させる事が出来ませんよね。そこでやらなくてはいけないのが
フィードバック
です。
私は教えている時に、違った形のフィードバックを使い分けます。 ほかにもいろいろありますが、以下の4つが基本毎回クラスで行っているものです。
①音楽の中でのタイムリーな指導
②音楽を止めてから、改めて振り返るもの
さらに、音楽が鳴っている間には
③Music cue (タイミングをつかむのを助ける)
④前回注意されたところのクイックリマインダー
当時、英語がスーパービギナーだった私は、頭の中で日本語を英語に翻訳してから話す。という感じだったので、タイムラグが発生し、素早い声掛けが出来ませんでした。②以外の全部(笑)
②以外は全て音楽の中で素早く指摘してあげる必要があるので、言葉を考えている間にもう終わってる(笑)って感じでした。
指摘したいところが沢山あるのに見ているだけで何も出来ない、と何とももどかしい経験です。
いやー、今でこそ音楽なってる中話まくっているけれど、当時は「先生居たんだ!!」って言われそうなくらい静かなクラスでした(笑)
①②④は英語初心者にはちょっとハードルが高いので、英語初心者がまずできる②の音楽を止めてから指導することに焦点を当てます。
フィードバックをあげるには、前回の記事で紹介した語彙ではちょっと役不足です。
そこで!
私が最初に取り組んだ勉強とそれで使用したお勧めの本を紹介します。
ヴァレリー・グリーグのインサイドバレエテクニックです。
この本は、大学時代先生でもありバレエ団の先輩でもある方に紹介してもらった本で、今も愛用しています。
まずはこの本の紹介。本を読むのが苦手な私でも(笑)比較的入りやすい本です。なぜなら
・文字が大きめ
・絵が多い
(笑)
小学生の読書レベルな理由だな(笑)
解剖学に沿って、バレエのテクニックを考察している本ですが、けがの予防やリスクについての言及もあるので、バレエ解剖学を学ぶときに初めに手に取る本として最適だと思います。
で、なんでこれが英語ビギナーにお勧めかというと!!
これがあるからです。↓
まったく同じ本の英語版です。日本語版の文章もかなり噛み砕いてあり、難しい表現が使われていないので、かなり分かりやすいので、
まず日本語で読んで内容を頭に入れる。
↓
同じ項目を読み、重要な語彙を拾っていく
の作業をひたすら繰り返してました。
私は本を読むのも苦手なので(笑)、全部読んでから。。。というのはしませんでした。
目次から、今知りたい情報だけをピックアップして調べていくという形でやっていました。
*ただ私の場合、大学で1度この本はさらっているので、初めて手に取る人は日本語版だけ1度全部に目を通すといいと思います。
ちなみにこの本のいいところは、英語版を読まずとも、体の部位などの名称に英語名が添えられているところです!!なので、英語版を読まなくても教えに即役立っちゃいます。
そして、時間があったら英語版と照らし合わせてみるのがいいかも!
私は、英語の学校(ESL)というのがすこぶる苦手でした。その理由はリーディング、スピーキング、リスニング、どれにおいてもトピックに興味が持てずめちゃくちゃつまらないからです。
「特に知りたくもない情報をわざわざ翻訳したくない」
と、なんともひねくれた性格です(笑)
でも、こういった目的ある(しかもすぐに使える)勉強は苦にならないし吸収も早いと思います。
これを書きながら、最近勉強を怠っているなー、、、、と思いました。。。。
最近は暇さえあれば、買ったばかりのドラえもんのゲームやってるので(笑)
知識も使わないと抜けていくし、せっかく本棚から出してきたので、今日は私も改めてこの本を読んでいきたいと思います。
ちなみにこの本を紹介してくださった先生は、尊敬し、人生のお手本にしている(いろいろな意味で)方なので、今度ゆっくり紹介する機会なんかがあったらいいなーと思ってます♪