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バレエのこと

Zoomレッスン -コロナで気づいたこと

ちょっと前の記事で、9月からバレエクラスが再開したと書きましたが、今日はコロナ第一波中にどう過ごしていたかを書いてみます。

ユーコンでは3月中旬に2週間の春休みがありますが、それが明けることはなく、年度末(6月頭)まで学校は閉鎖となり、もちろんバレエクラスも教室で行うことは出来なくなりました。

その代わり、オンラインレッスンというものが始まりました。Zoomを使用してのレッスンです。多くの先生達は、スタジオを使いZoomを通してレッスンをする形をとっていましたが、喘息を持っている私は大事をとって、自宅で教えることにしました。

Zoomのインストールからマイクのテスト、音の伝わり方をチェックしたりと、セッティングは思ったより大変でしたが、夫がすべてセッティングしてくれました!ありがとーーー!!!(そして、テストのために協力してくれた友人や生徒さん、ありがとーー!!)

そして、一階のリビングをスタジオとして使うことに。(我が家は2階にキッチンや普段使うリビングスペースがあり、一階はお客さん用なので普段ほとんど使ってません。)

カメラを向けると、逆光で私が影になってしまうことが発覚したので、キャンプで使うタープを壁に貼り付けました。それでも日中は光の加減でかなり暗くなってしまうので、プロのカメラマンのお友達に、撮影セットを借りてきました。ありがとーー!!

とまあ、周りの人の手助けがあり、ようやくセッティングは完了!

そして無事初日を終えての感想。

疲れる!!!

Zoomでのレッスンは、普段の教え方では出来ず、狭い空間でできる事をやるという感じです。多少の説明やフィードバックをすることもありますが、目的は「生徒たちにダンスエクササイズを継続してほしい」という事なので、デモンストレーションをしながら同時に子供達もエクササイズをするといった形で行いました。

恥ずかしながら、普段の教えの時にいかに動いていないかが露呈された初日でした。限られたスペース内という事だったのに、汗だく、筋肉もプルプル。。。。。。という感じです。よくよく考えると、ここ一年近くレッスンを(生徒として)受けていないので、音楽と一緒に生徒とバーレッスンをするというだけで、かなりハードルが高かったのです。

ともあれ、なかなかいい経験もできました。

初めのころは、家が職場というのがなんだか新鮮でちょっと楽しかったのですが、やはりすぐに広いスペースで思い切り踊らせてあげたいなという気持ちが強くなってきました。

そんな時期も経て、ようやく秋の新年度よりクラスは再開し、私も生徒もとても嬉しいですが、まだまだ出来ないこともたくさんあります。ソーシャルディスタンスをとりながら教えるという事にも限界を感じています。

コロナで失ったものは多いけれど、当たり前の生活がいかに幸せだったのかを気づかされた気がします。

そして生徒たちにも変化が。

かなりの生徒が新学期、復帰しませんでした。またオンラインになるかもしれないとの懸念からでしょう。

しかし

戻ってきてくれた生徒達は、スタジオ(広いところで)クラスメートと一緒に踊れる楽しさをかみしめているように思えるし、集中力も上がったように感じます。 もともとやる気のある子だけが戻ってきたとも言えますが。

今の生徒たちを見ていると将来がとっても楽しみです。先生として、自分も日々勉強を続けなければ!!と思わされます。

新しい目標

コロナが収束したら、やりたいことがあります。ダンス教室エクスチェンジです。日本のダンス教室とユーコンの教室で、プチ交換留学的なものをしてみたいです。お互いの文化や言語を学んで、一緒に踊る。楽しそうじゃないですか?

このプロジェクトを一緒に遂行してくれる日本のダンス・バレエの先生方いませんかー?

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