仕事の話です。
私の職場では、職場トレーニングや、能力向上の為のミーティングなどがしばしば行われています。
例えば、能力向上のミーティングは基本月1回(第1週目の金曜日)行われていて、毎回ランチをみんなで食べて(無料でランチが出ますイエーイ!(笑)!!)それからミーティングに入るといった感じです。
このミーティングでは、いろいろな事が行われます。ある時は議題別にみんなでディスカッションをしたり、ある時は教えの先輩でもあるオーナーの体験話を聞いたり。最近はスタジオに移動しての体験型セッションが続いています。
例えば、とある日のミーティングではオーナーが先生で先生方が生徒の役でロールプレイをやりました。
しかもその説明なしにいきなり
〇〇さんはここに立って! 8x2でこの振り付けね!
みたいな感じに突然始まり、みんな
????????
何が始まるんだ!!‼‼
って感じでした(笑)
そして生徒役の私達は、先生役のオーナーに指示されるまま、かなりファンキーだけど簡単なダンスの振り付けを覚えていきます。その最中にところどころ面白い趣向で生徒をひきつけたり、早く行動させたり、考えさせたりという事があり、ちょいちょい説明も加えてくれるので、実践的でかなり為になる授業でした。
でも、なんといっても面白かったのが、アートや音楽などのダンスとは関係が無い先生も交じって、全員でちょっと面白げなダンスの振り付けを踊ってるところです(笑)しかもみんな真剣に(笑)
ボックスステップとかお尻フリフリダンスとか(笑)
ビデオが無くてお見せ出来ないのが残念です。
そしてある時は、とあるアートの先生のワークエクササイズの紹介だったのですが、それもみんなで体験しました。
まず紙とペンを取り、今回のお題である「宇宙」にちなんだ絵を音楽が鳴っている間に紙に好きなように書きます。そして音楽が止まったら右隣の人に渡します。回ってきた紙にまた同じように書き足していくというものです。
Add On ゲームって言うらしいです。
そのエクササイズ自体も面白かったのですが、私はむしろ日本人とカナダ人との違いに今更衝撃を受けました(笑)
私は、
「お題が宇宙だから、宇宙に関係ないものは書かない方がいい」
とか、
「これ、お題に対して合ってるのかな。。。」
とか、多少の不安を持ちながら書いていました。
が、
何回か紙を回した後、他の人が描いた絵を見て、
「ああ、こういうのって正解とか不正解とかじゃないんだ!」
って、気づかされました。
最終的に出来たのがこれ↓
※ 子供の落書きじゃないです。職場の先生方の絵です(笑)
自由すぎる(笑)
後で、数人の日本人の友人(日本在住も含めて)にちょっと話を聞いたところ、やっぱり私と似たような感じで、こんなの描いていいのー!?!?ってなってました。
日本人は間違ってはいけないという思いが無意識に働いてしまうのでしょうか????? それともルールを忠実に守ろうとする結果??
何はともあれ、なかなか面白い経験でした。
と、まあ、
ここまで話したのは、月1回のミーティングの様子ですが、その他に年単位での職場トレーニングがあります。
昨年はリーダーシップトレーニングが中心で、Gant chart (↓こんなの)を作成したり、マネージメントのノウハウなどを学びました。
そして
今年は「個人の違いを受け入れてよりスムーズに働くため」の講習会でした。 1月から3月までは、ジェニファーという先生を通して、個人診断テストと個人面接をそれぞれ行いました。
そして、最後にいよいよグループでのディスカッションセッションでした。
この手のタイプのトレーニングは、日本の学校の授業スタイルに慣れている私には結構苦痛でした(そして日本で育ったみんなも共感してくれるはず!!と、勝手に思ってます(笑))が、大分長くなってきたので、(って、実はタイトルの取扱説明書の本題にすら入ってない(汗))そのことについては後編で!