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Sachi
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コロナがユーコンで確認されて、ロックダウンがあり今に至ります。日本よりは長くはないものの、前回の舞台はちょうど1年前でした。
1年の締めくくりである Year end showも中止になり、今年に入っても「いつ状況が変わるか解らない」という中、準備をしてきました。
そしてついに!
1月20日~23日の4日間、1年ぶりに舞台をする事が出来ました。
観客は半分で、オンラインでの鑑賞も可能にしました。
世界中でも、観客を入れて舞台をできる環境は一部の地域でしかないと思うので、生徒たちも舞台で踊れることの嬉しさとか有難みを十分感じてくれていたらいいなと思います。
コロナ対策で、楽屋割もかなり複雑でした。衣装の管理や移動も大変!! 特に金曜と土曜は2つの舞台を一日に行うので、キャストに合わせての衣装移動も大変!
日本では、衣装は個人で運んだり管理したりすることが多いですが、こちらのダンサー達はプロのカンパニー並みの待遇です。
私のもう1つの仕事である衣装の方もそのおかげで大変です!
何が大変て。。。。
日本 衣装合わせに来ない。→自己責任、もしくは後で自分で連絡して衣装を取りに行く。
衣装に直しが必要 → 自分で持ち帰り、直して使用する。
返却→一度自宅に持ち帰り、メンテナンス後にきれいな状態で返却日に持っていく。
こっちのスタジオ 衣装合わせに来ない → こちらが来ない子に連絡したり、来るまで何度もクラスに(うちらが)出向く。
衣装に直しが必要 → 生徒が「ここがきつい!」などと言えば、スタッフ(私ですが(笑))が直す。
返却 → 舞台が終わったら、衣装を放置してさっさと帰宅。(スタッフが片付ける)
とまあ、私からすれば過保護としか言いようがない待遇です。
いつも、
「これじゃ、責任感やら舞台への準備などの心構え?的なことを学ぶ機会を逃すのでは」と思ってしまいます。
特に、舞台後は
使った衣装を床に脱ぎ捨てたまま帰る
子も珍しくないです。
日本じゃありえないですよね????
やっぱり日本は特別なのかな?みんなしっかりしてて自己管理が出来ているように思えます。
さてさて。
舞台の話からそれて、ただの私の愚痴になってしまいましたが(笑) 本題は舞台です。
今回の舞台はにバレエはなく、ダンスの舞台でした。特に注目なのは、生徒たちが自分で振り付けして衣装も考える!という所でしょうか。1月初めにオーディションがあり、それで認められた作品&生徒がそれぞれパフォーマンスをする事が出来ます。
こういう、生徒主体のクリエイティブなイベントは、逆に日本では珍しいかなーと思います。
小さいころから見守ってきた私の生徒も、今回初めてオーディションに合格し、初ソロを経験しました!!
舞台の様子がこちら!!
まずはウォーミングアップ
スタッフと衣装ブース。
準備オッケー!いざ舞台へ!
ちなみに、日本では舞台のテクニカルパートは、他の会社にお願いすることが普通ですが、うちの会社はテクニカルデパートメントもあるので、スタッフは全員同僚です!
これって結構すごくないですか!?
こんな状況下ですが、無事に舞台を終えられてよかったです。
すべてが終わって、楽屋を出たときに、白く凍った木々がとても奇麗だったので一枚♡
舞台はかろうじて出来るものの、人数制限(リハーサル中の)もあるので、クラス作品(小品集)しかできない現状です。
早く元の世界に戻って、去年泣く泣く断念した「眠れる森の美女」を再開できる日を楽しみにしています。