略歴 ～海外移住に至るまで～
6歳でバレエをはじめる。他のお稽古は続かなかったが、バレエはなんだかんだと趣味程度に続けてきた。その結果、思いがけずもバレエ団に就職を果たし、バレエ漬けの２０代を送る。３０歳を目前に第２の人生をどう生きるか考え始め、海外移住を決意。
２０１０年６月、バンクーバーへ語学の習得も兼ね、とりあえず渡加。同年１０月に日系家族を対象にしたバレエスクールSachi Ballet Classを立ち上げるも、ビザの有効期限が迫り約半年ほどでやむなく閉鎖。ビザ取得の為、ユーコン準州ホワイトホースという街に移住することを決意。
２０１１年３月、車で４日間かけ、ようやくホワイトホースに到着。ビザの取得を試みる。
２０１３年夏、様々なトラブルを乗り越えて無事永住権を取得。市内のダンス学校への就職も決まり、晴れてバレエの先生としての生活が始まる。
ブログを通して
私が海外生活を夢見始めたときにバレエ留学と言えば、主に将来を嘱望された若き才能あるダンサーの為のもの！という風潮でした。そのため、英語力ゼロのアラサーの「海外生活をしながらバレエも続けたい（できれば教えてみたい）！」などという何ともゆる～い目的を持った私が得られる有意義な情報は、限りなく少なかったのを覚えています。
現在カナダ在住１０年目を迎えるにあたって、当時自分が知りたかった情報や、たわいない北国の日常生活などについて発信し、これからの同じようなことを考える人の役に立てれば、と思うようになりました。また、日本ではバレエの経験があるにも関わらず、プロレベルではないからとバレエに関わる事を諦めている社会人が沢山いることを知りました。そういう人たちにどのような可能性があるのか、またどんなプロセスが必要なのかなども順を追って発信していければと思っています。
このブログでは、社会人のバレエ留学やカナダのバレエ事情、RAD (Royal Academy of Dance 教師認定資格取得)、私の職場のダンス学校の事を中心に、観光、英語（語学学習）、海外生活、永住権、国際結婚、教育システム、オーロラなどの様々な日常のあれこれを思うままにつぶやいていきます。